150kgの最強ラガーマンという愛称がついているノッコン寺田。
ブレイキングダウンでは、ヘビー級(無差別級)の中でも期待の選手です。
過去は、ラグビー選手としても活躍しており、その実力が注目を集めていますね。
今回の記事では、ノッコン寺田のこれまでの戦績についてまとめてみました。
ノッコン寺田のブレイキングダウン戦績
ノッコン寺田さんの『ブレイキングダウン』戦績はこちらです。
戦 | 開催日 | 勝敗 | 試合結果 | 大会名 | 対戦相手 |
1 | 2023年2月19日 | 〇 | 判定5-0 | BrekingDown7 | 天田ヒロミ |
2 | 2023年5月21日 | ✕ | 判定0-5 | BrekingDown8 | キム・フェフン |
3 | 2023年8月26日 | 〇 | 判定4-0 | BrekingDown9 | ボブ・サップ |
これまでの戦績は、
3試合中2勝1敗(K.O 0回、一本 0回)
という結果でした。(2023年10月現在)
ノッコン寺田さんの各試合を振り返って見てみましょう。
BD7 ノッコンvs. 天田ヒロミ(勝利)
2023年2月19日に開催されたブレイキングダウン第7回。
キックボクシング歴24年、元K-1ヘビー級チャンピオンでもある、 ”元K-1王者” 天田ヒロミ選手との戦いでした。
日本のレジェンドファイターともいわれた天田さんとの初戦。
まさかの試合開始10秒で、いきなりノッコン寺田さんが強烈なフックを打ち、天田さんからダウンを奪いました。
その後も圧力をかけて前にでて攻撃するノッコン寺田さん。
さらにノッコン寺田さんがパンチを炸裂させ、左フックを強くヒットさせます。
そして天田さんが被弾してダウン。
結果は、ノッコン寺田さんの圧倒的な勝利となりました。
最後まで攻めの姿勢を見せたノッコン寺田さん。
元K-1選手を相手に見事な判定勝ちを収め、初戦とはおもえない見事な戦いっぷりで、
ブレイキングダウンデビュー戦をインパクト代のKO勝利で飾りましたね。
視聴者からも、「ダウン取ったときのパンチがヤバすぎる。マジでスゴイ。」「マジでノッコンさんは強かった。」などのコメントが多くありました。
この初試合で注目されたのをきっかけに、ブレイキングダウン8にも参戦することになりましたね。
BD8 ノッコン寺田 vs. キム・ジェフン(敗退)
2023年5月21日に行われたブレイキングダウン8。
韓国勢と日本勢との対抗戦が目玉企画となっていました。
日韓対抗戦となったこの試合、 韓国の元極道戦士 キム・ジェフンさんが対戦相手としてノッコン寺田さんを指名。
弱そうですよね。一発でKO。あいつだけ倒れますよ
と挑発されていました。
前日会見では、ノッコン寺田さんは握手のふりをして「オラッ!」といきなり前蹴りをかわします。
「騙されたんか」
「このブタ友達でも作りにきてんのか」
「豚キムチコラ」
と挑発するノッコン寺田。
もちろん、キム・ジェフンは大激怒し、左パンチを出して大乱闘が繰り広げられました。
試合前から因縁が出来た二人でしたが、試合は、キム・ジェフンがテクニックを見せる試合となりました。
試合開始早々、ジェフンさんが勢いよくパンチを決めて、前蹴りから詰め寄ります。
負けじとノッコン寺田の右フックがジェフンにヒット。
そこからジェフンの左がヒットしますが、ノッコン寺田の右も入ります。
その後はジェフンさんがアッパーから右フックをヒットさせ、ノッコン寺田さんもクリンチ。
ブレイク後さらにジェフン選手が左アッパーを当て、寺田選手がフラつき始めるものの、それでも追い討ちにヒザを決めてきます。
最後は、ジェフン選手がパンチをヒットさせたのが決め手となり、ノッコン寺田さんはほとんど動けなくなっていました。
ノッコン寺田さんをボコボコにしたジェフンさん。
判定5-0でジェフンさんの圧倒的勝利となりました。
ノッコン寺田は試合後のインタビューで
いや~メッチャ強かった!
と語り、ジェフンさんに謝罪。
惜しくも負けてしまいましたが、対戦して2人は意気投合したのです。
大会から一夜明けて撮られた動画では、一緒に韓国料理屋で豚キムチを食べながら仲良く大会を振り返っていました。
その後はジェフンさんと仲良くコラボする写真や動画が上がるようになり、すっかり仲良くなってしまったようですね笑
BD9 ノッコン寺田 vs. ボブ・サップ(勝利)
2023年8月26日に行われたブレイキングダウン8では、ボブ・サップと対戦。
試合では、ノッコン寺田さんが前に出ると左右フックをヒット。
ノッコン寺田さんが右ローを蹴ってフックにつなげていき、サップもフックで対抗する。
ボブ・サップは序盤は様子を見るも、吹っ切れたようにフックの嵐を放ちました。
両者のフックが交錯する試合になりましたが、終盤に右をヒットさせたのはノッコン寺田。
ノッコンが左右フックを出すと、ボブ・サップが顔を背けてしまいます。
身体が少し泳いだボブ・サップにノッコン寺田さんがさらに攻めていき、ボブ・サップも打ち返しますが、ノッコン寺田さんが判定4-0(オーディフェンスはドロー)で勝利。
ノッコン寺田さんは、試合前からボブ・サップに水を掛けたり、かなりの挑発をみせていましたが、試合後のマイクアピールでは本音を話していました。
デカい花火あがっただろ! でもレジェンドのサップさん、5年間くらい身体を動かしてなかったみたいでBreakingDown盛り上げるために来てくれたみたいで。
ありがとうございました。YouTubeにいろいろあげたけど、ほんまに怖かったんだから、めちゃくちゃ怖かったんだから。
今日何回もトイレ行って。でも、俺の戦いを見て怖くて前に進められへん人にちょっとでも勇気を与えられたらと思いました。やっぱり俺、スターやな
ボブ・サップとの対戦は実はめちゃめちゃ緊張していたみたいですね。笑
まとめ
以上、ノッコン寺田さんの戦績の結果と、これまでの試合の様子を振り返ってみました。
格闘技の試合では、テクニックとスピードが勝利を左右することも多いですが、ノッコン寺田さんの強さは「相手のテクニックを交わしながら、パンチを連打する圧倒的なパワー」ですね。
パンチの打ち方はテクニック皆無で、格闘技のセオリーを無視したようなスタイルですが、150㎏の巨体を活かしたラグビー仕込みのパワータックルは相手にかなりのダメージを与えるようです。
ノッコン寺田んは、元K-1ヘビー級の凄腕ファイター「マイティモー」のもツイッターで挑発していますが、今後のブレイキングダウンで「ノッコン寺田VSマイティモー」の試合も実現してほしいですね。
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