総合格闘家として活躍中の朝倉未来さん。
今やRIZINで大人気の選手ですが、アウトサイダー時代からの戦績はどんな感じだったのでしょうか。
今回は、朝倉未来さんの戦績について時系列で見ていきましょう。
朝倉未来の戦績は?
朝倉未来さんのこれまでの戦績ですが
MMA戦績 22戦17勝(9KO)4敗1無効
RIZIN戦績 14戦11勝(4KO)3敗
※2023年9月15日時点
となっています。
詳しく見ていきましょう。
【2015年】TEH OUTSIDER(ジ・アウトサイダー)
元プロレスラーの前田日明さん主催の大会であるTEH OUTSIDER。
アマチュア、セミプロによる総合格闘技大会となっています。
優秀な選手をメジャーな格闘技団体へとプロデビューさせることを目標にしている大会でもあるようです。
朝倉未来さんは、当時この大会の24戦に、21歳の頃に応募して初出場を果たします。
そして、2度チャンピオンになっています。
・第5代THE OUTSIDER 65-70kg級王座
・第3代THE OUTSIDER 60-65kg級王座
2015年7月19日、THE OUTSIDER 第36戦の65-70kg級タイトルマッチで王者の吉永啓之輔さんに挑戦し、1Rに右フックでKO勝ちを収めました。
勝利者マイクで「朝倉兄弟の時代なんだよ!アウトサイダーは今!」と言い放ったようで、さすが当時から強気な朝倉未来さんだったんですね笑
そして、2015年12月10日、THE OUTSIDER 大田区総合体育館SPECIALの60-65kg級タイトルマッチで、2年前に一度敗れていた王者の樋口武大さんに挑戦。
1Rにチョークスリーパーで一本勝ちを収め、2度目のチャンピオンに輝きました。
THE OUTSIDERでは史上初の二階級制覇だったようです。
【2016年】
3月27日、THE OUTSIDER 第39戦の65-70kg級タイトルマッチで挑戦者のRyoと対戦。
2Rにギロチンチョークを仕掛けられた際、ギロチンチョークは片手のみの不完全な形で極まっておらずレフェリーもストップしなかったが、本部席の前田日明がタオルを投げ込み、主催者ストップによるTKO負けと判定されたが、後日に試合結果がノーコンテストに変更されました。
9月4日、THE OUTSIDER 第42戦の60-65kg級タイトルマッチで挑戦者の古田博之と対戦し、1Rに右フックでKO勝ち。王座防衛に成功した。
12月29日、THE OUTSIDERを運営する株式会社リングスが、朝倉の契約違反により保持する60-65kg級及び65-70kg級王座の剥奪を発表しました。
【2017年】
3月11日、初の海外参戦となる韓国・ソウルで開催されたROAD FC Young Guns32に参戦します。
1戦目にボクシングWBOアジア太平洋ライト級の元王者でキックでも2団体韓国王者となっているオ・ドゥソクと対戦。
1Rに左ハイキックでダウンを奪いTKO勝ちします。
10月28日、2戦目にはROAD FC 043で元バンタム級王者のイ・ギルウと対戦しますが、0-3の判定負け。
プロ初黒星を喫した。
それでも、韓国のファンに朝倉未来のファイトスタイルを印象付ける試合となりました。
【2018年】RIZIN出場
8月12日、「RIZIN」初参戦となるRIZIN.12で元修斗世界フェザー級王者の日沖発と対戦。
1R、日沖発のタックルに、左ハイキックをカウンターで合わせダウンを奪い、パウンドで追撃しTKO勝ちしています。
9月30日、RIZIN.13でカルシャガ・ダウトベックと対戦。スタンド、グラウンドの攻防でリードし判定勝利。
12月31日、RIZIN 平成最後のやれんのか!で元修斗世界フェザー級王者のリオン武と対戦。2Rに左膝蹴りでダウンを奪い、追撃のパウンドでTKO勝ち。
【2019年】
4月21日、RIZIN.15でルイス・グスタボと対戦。
お互いに引かない激しい展開となったが、的確な打撃やテイクダウンなど総合力で差をつけ3-0の判定勝ち。無敗のグスタボに初めて土をつけました。
この試合で朝倉は前歯を1本破折し、グスタボは右拳を骨折しています。
7月28日、RIZIN.17のメインイベントで矢地祐介と対戦。1階級上のライト級に近い70kg契約での試合となったが、矢地に一度もテイクダウンを許さず、試合終了間際にダウンを奪うなど、朝倉が終始打撃で試合をコントロールし3-0の判定勝ち。
12月31日、RIZIN.20のRIZIN×Bellator対抗戦の大将戦でジョン・マカパと対戦し3-0の判定勝ちしました。
【2020年】
2月22日、RIZIN.21のメインイベントでダニエル・サラスと対戦。
2R、KO勝ちを収めた。試合後のリング上で、元ONE世界ライト級王者の朴光哲からの対戦アピールを受け、その場でRIZIN.22での対戦が決定しました。
11月21日、RIZIN.25のメインイベントで行われたRIZIN初代フェザー級王座決定戦で斎藤裕と対戦し、0-3の判定負けし王座獲得に失敗し大舞台での敗北を経験します。
12月31日、RIZIN.26にて斎藤戦の敗北からわずか1カ月で復帰戦を行い、元DEEPフェザー級王者の弥益ドミネーター聡志と対戦、1R、左ハイキックでダウンを奪いKO勝利を収めました。
【2021年】
6月13日、東京ドームで開催されたRIZIN.28のメインイベントでクレベル・コイケと対戦し、2Rに三角絞めによる失神一本負け。
試合後のインタビューで引退を示唆するも、翌日に自身のYouTubeチャンネルで現役続行を表明しました。
10月2日、RIZIN LANDMARK vol.1のメインイベントで萩原京平と対戦し、3-0の判定勝ちを収めています。
11月20日、ABEMAの企画「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」で3人の挑戦者と対戦。翌日自身のYouTubeで、対戦中に左膝半月板を損傷し、ドクターストップがかかっていた事を明かしています。
しかし、挑戦者が骨折などの怪我をしたことなどから批判が相次いだため、後日自身のYouTubeチャンネルで「弱い者いじめをしていたように見えて、よくなかった」と謝罪する事となりました。
なお、朝倉は前戦の萩原京平戦で左足首の靭帯損傷で全治6週間の怪我を負い、当初10月31日の予定だったこの企画を11月20日に延期していました。
12月31日、RIZIN.33で斎藤裕と再戦。打撃で圧倒し、3-0の判定で勝利。405日ぶりの再戦でリベンジを果たしています。
【2022年】
6月14日、記者会見が行われ9月に日本開催のRIZINでフロイド・メイウェザー・ジュニアと対戦することが発表されました。
9月25日、超RIZINのメインイベントでフロイド・メイウェザー・ジュニアと3分3R、無差別級契約、判定決着なしのKOかTKOのみで決着がつくボクシングルールのエキシビションマッチで対戦。
メイウェザーにパンチを当てる場面はあったものの、2R終了間際にメイウェザーが放ったカウンターの右ストレートでダウンし、立ち上がるも視点が定まらず、レフェリーが試合をストップし2R3分15秒TKO負けを喫しました。
【2023年】
2月8日、自身のTwitterアカウントを閉鎖。その後アカウントを復活させ、BREAKING DOWN公式アカウントに変更しました。
2月付けでBREAKING DOWN代表取締役社長に就任しています。
2023年4月29日、RIZIN LANDMARK 5のメインイベントで牛久絢太郎と対戦。繰り返し寝技に引き込まれるも凌ぎ、スタンドの展開で優勢となり、3-0の判定勝ちを収めています。
2023年7月30日、超RIZIN.2のRIZINフェザー級王座決定戦でヴガール・ケラモフと対戦。
試合開始序盤にシングルレックでテイクダウンされ、マウントポジションからパウンドや肘打ちで攻められると、立ち上がり際にリアネイキッドチョークをセットされて、タップアウトによる一本負けを喫し、王座獲得に失敗しました。
まとめ
以上、今回は朝倉未来さんの戦績を過去から時系列で紹介しました。
アウトサイダー時代からかなりの栄光を収められていた朝倉未来さん。
現在もRIZINで活躍中ですが、華々しい戦績がこれからも増えていくことを期待しています!
コメント