朝倉未来は強いのか?世界ランキングやファイトスタイルを徹底分析

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朝倉未来さんは国内最高峰の格闘技団体「RIZIN」の看板選手。

そんな朝倉未来選手の強さについて、国内では間違いなくトップクラスですが、世界的に見た実力はどのくらいなのか気になりますよね。

MMA界の一人のファンとして、朝倉未来さんの強さを徹底的に分析してみました。

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目次

朝倉未来のプロフィール

名前朝倉未来
生年月日1992年7月15日(2023年9月時点30歳)
出身地愛知県豊橋市
身長177cm
リーチ178.5cm
体重74~77㎏
試合体重66㎏(RIZINフェザー級)
タイプサウスポー
所属事務所トライフォース赤坂

路上の伝説という異名をもち、若い頃の喧嘩から既に天才的な格闘技センスを持っていた朝倉未来さん。

幼少期に経験している空手と相撲をベースから実力を積み重ね、格闘技のアマチュア・セミプロが参加するTHE OUTSIDER(ジ・アウトサイダー)に出場し大会初の二階級制覇を達成しています。

その後、韓国の格闘技団体「ROAD FC」での経験を経て、現在のRIZINを主戦場に大活中です!

入場曲

アーティスト「Lupe Fiasco & Guy Sebastian」の「Battle Scars」を入場曲としています。

この曲を選んだ理由について、過去にインタビューで語られていました。

本来は失恋の歌だけど・・自分がリングに向かう時の心情に似ているから。
「傷つくのは分かってるけど向かっていく」という気持ち

とのことで、ご自身の心情とマッチしているからのようですね。

階級

朝倉未来選手は、現在66㎏でフェザー級で試合をしています。

過去には、60-65kg級や65-70kg級で試合をした実績もあります。

戦績

MMA戦績   22戦17勝(9KO)4敗1無効
RIZIN戦績  14戦11勝(4KO)3敗

※2023年7月30日時点

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朝倉未来のファイトスタイル

朝倉未来さんですが、

カウンターが得意なストライカースタイル

です。

朝倉未来の1番の特徴は何といっても一流の打撃センスです。

サウスポースタイルで、パンチの当て勘が良く、左ハイキックに関してはスピード、威力に関して文句なしです。

特にカウンターに定評があり、相手の打撃に合わせてカウンターで重い一撃を食らわせ、数々の強敵を倒してきました。

また、朝倉未来さんの強みの一つとして、

相手を分析し戦略的に戦う

ところがあります。

朝倉未来さんは一見荒々しいようなイメージがありますが、実際は相手の動画を見つくして研究し、冷静に分析する頭脳はファイターです。

RIZINは、毎回試合後にインタビュー動画をYouTubeでアップします。

そこから分かるのは、試合前に相手選手をよく研究しているということです。

相手の癖や、ファイトスタイルをよく研究し、相手の弱点を突く戦い方、そしてそれを忠実に実行するメンタルの強さは彼の強さの秘訣と言っていいでしょう。

また、試合前に戦略立てて相手を攻略しようとするのに加え、試合中にも冷静に相手を分析し、現状の優勢具合を把握しながら試合することや相手のウィークポイントを探りながら戦うのが非常に上手い選手だと思います。

朝倉海選手や白川陸斗選手のセコンドについている経験もあり、客観的に試合を分析できる能力が身についているのだと思われます。

テイクダウンディフェンス力

も得意だとうかがえますね。

彼は幼少期相撲をやっていた経験からなのか、腰が重いです。

ストライカーにはタックルして寝技に持ち込むのが定石ですが、タックルをしても容易に朝倉未来は倒れません。

これは格闘技においてかなり強いポイントだと言っていいですね。

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朝倉未来の世界ランキング

朝倉未来選手の体重は2022年1月時点で66㎏となっておりますが、2016年デビュー戦においては「フェザー級」で出場しています。

RIZINにおける体重制限規定はフェザー級が61.2㎏以上65.8㎏以下となっており、丁度2022年現在の体重に近い階級となっています。

ランキングを時系列で見てみると、以下のようになります。

ランキングの時系列(フェザー級)

2016年1月・・・476位(初登場)
2017年1月・・・583位
2018年10月・・・290位
2019年・・・(変化なし)
2020年1月・・・36位(過去最高)
2021年4月・・・65位
2022年1月・・・95位
2023年7月・・・97位

(引用:FIGHT MATRIX

朝倉未来選手は、2015年~2016年頃からアマチュア・セミプロが活躍する格闘技イベント「THE OUTSIDER(アウトサイダー)」の二階級制覇で認知度があがったことが世界ランカーとして認知されたきっかけだと思われます。

そして、2020年1月には、最高位である世界ランキングの36位にランクインしました!

こちらは、2019年の年末イベントRIZIN20のベラトール対抗戦の対象戦で格上のジョン・マカパ選手に勝利した影響されたのではないかとされています。

分かりやすいように、朝倉未来さんのライバル選手の世界ランキングも調べてみました。

▼朝倉未来選手のライバル達の世界ランク▼ ※2023年9月 現在

クレベル・コイケ59位(最高位25位)
斎藤 裕61位(最高位59位)
牛久 絢太郎110位(最高位110位)
ウガール・ケラモフ51位(最高位111位)
摩嶋一整259位(最高位140位)

ちなみに、朝倉未来選手の階級は「フェザー級」ですが、数年前はフェザー級にタレントがいないこともあって、一つ上の階級である「ライト級」の選手とも対戦することがありました。

なので、

・フェザー級(61.2kg以上、65.8kg以下)※RIZINオフィシャル規定
・ライト級(70.3kg以下)※RIZINオフィシャル規定

どちらにもランクインしています。

ライト級での過去最高ランキングは、2020年4月にランクインした「53位です。

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朝倉未来は強いのか?

結論からいえば、世界ランキング最高位で50位圏内にはいったことがある朝倉未来選手は、世界的にみてもかなり強い選手であることがうかがえます。

SNSを見ていると、よく『朝倉未来は弱い』と言う書き込みを目にしますが、客観的に見た時、彼のことを弱いと言ったならば、日本の格闘家はほぼ全員弱いことになります。

国内の強豪相手に連戦連勝した実績を考えるならば、国内トップクラスの実力があることはまず間違いありません。

ただ、世界レベルで見ると、いい選手どまりであることも否定できません。

海外のランキングサイトなどを見ると、まあ100位以内には入るかな?と言ったところです。

事実、彼を倒し、日本国内で朝倉未来選手を倒したクレベルコイケ選手を倒した、マテウス・ガムロット選手も世界最大の団体UFCでは敗北を喫しています。

それだけ世界の壁は厚いということです。

朝倉未来選手は少年時代に習っていた極真空手2段、相撲で鍛え上げた肉体に中学校卒業後暴走族の副総長としてストリートファイトに明け暮れた経歴を持つことから、ついたニックネームが「路上の伝説」と呼ばれる総合格闘家です。

ストリートファイトでは365日喧嘩して無敗を誇っていました。

他にも禅道会3段、ブラジリアン柔術紫帯も習得しておられます。

そんな朝倉未来選手のファイトスタイルは打撃によるカウンターに優れた強さを持っています。

フェザー級の中ではパンチスピードがトップレベルだとも言われています。

また、相手との距離感を保つのがうまく、相手選手が出てきたところをカウンターでうまく狙うことが出来る選手です。

そして、最大の強さの秘訣としては、分析能力が高いことで、相手の出方に対して瞬時に軌道修正して精度の高い有効なアクションを繰り出すことができることです。

やはり、試合中には分析通りにいかないこともあると思いますが、実戦最中にうまく修正して対応できることが、勝利にも繋がっているのだと思います。

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試合紹介

ここでは、YouTubeの動画を参考に朝倉未来選手の名勝負をご紹介いたします。

①2019年・ジョンマカパ戦

②2022年・クレベルコイケ戦

勝った相手【有名選手厳選】

  • ジョン・マカパ(2019年・判定勝ち)
  • 弥益ドミネーター聡志(2020年・KO勝ち)
  • 牛久絢太郎(2023年・判定勝ち)

大勝利した試合として有名なのが2019年に行われたRIZIN対BELLTOR対抗戦のジョン・マカパ選手との試合です。

序盤から高い集中力で有効打によるポイントを重ねていき、BELLTOR界の最強王者から大勝しました。この試合では、未来選手の格闘センスが特に際立つ試合だったかと思います。

負けた相手【有名選手厳選】

  • 斎藤裕(2020年・判定負け)
  • クレベル・コイケ(2021年・一本負け)
  • ウガーラ・ケラモフ(2023年・一本負け)

特にクレベル戦の負けについては、三角締めを決められ未来選手が失神するほどの大敗であったため非常に衝撃を受けた印象があります。こちらも面白い試合ですのでぜひご覧ください。

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まとめ

以上、朝倉未来さんの強さや世界ランキング、ファイトスタイルなどを分析してみました。

まだまだ第一線で格闘家として活躍している朝倉未来さん。

強気な精神からもまだまだこれから成長される見込みはあるので、今後の活躍に期待していきたいですね!

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